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【コラム】日本語は大事!

文化庁の「国語に関する世論調査」が今年も発表されました。
この調査は1995年から毎年実施されており、マニアな私は毎年だいたい9月20日前後に発表されるのですが、今年は1ヵ月ほど遅く、「待っていました!」と申し上げたい(笑)

ここ数年は慣用的表現が本来の意味とは違う意味で捉えられている調査結果が取り上げられています。

例えば、どちらを使いますか?

●天地神明に誓って
天地天命に誓って

53.7%が天地天命を使い、本来の意味である天地神明(自分の言うことにうそがないことを固く約束すること)を使う人は32.1%だということです。

他にも

●舌の先の乾かぬうちに 24.2%
→本来は「舌の根の乾かぬうちに」60.4%
(前言に反したことをすぐに言ったり、行ったりするさま)

●砂をかむように
(悔しくてたまらないよう様子)56.9%
→本来は(無味乾燥でつまらない様子)36%

●憮然として
(腹を立てている様子)56.7%
→本来は(失望してぼんやりとしている様子)28.1%

一番印象に残ったのは、
読書離れが進んでいるということ。
何と1ヵ月に本を1冊も読まない割合は47.3%だそうだ。

へぇ~!!