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ブログ#16 20210723 ありがとうの数は幸せの数

心理学者のエド・ディーナーの研究によれば、基本的にポジティブな経験の「頻度」は
ポジティブな経験の「強さ」よりも、幸福度の予測材料としてはるかに優れているという。
その経験がどれだけ素晴らしいかはどれだけ多くの良い経験をしているかほど
重要ではなく、毎日、ささやかな良いことが十数回起こる人は、驚くほど素晴らしいことが
1回だけ起こる人よりも幸せである可能性が高いのだ。

ということであれば、私は今、幸せなのかもしれない。
コロナ禍でも体調がよく、ご飯も美味しい。
仕事もボチボチしていて、猛烈に働かなくても何とか食べていけている。
欲を出せばキリがない。

30代の頃、幸福をテーマにした自分磨き講座の講師として登壇したときに、
50代の参加者から「自分が幸せだったかどうかは、天に召される直前ではないと
分からないのでは」と言われたことがある。確かにそのとおりだ。
「さすが、人生の先輩はよくご存じだ」と感心したものだ。
ゆえに人間は、死ぬ直前に分かるように、小さな良い経験を積み重ねるのかもしれない。

また、ありがとうの数は幸せの数とも言う。
なかなか「ありがとう」が言えない人もいる。

メールの返信もらったら「ありがとう」
レストランで食事をサーブされたら「ありがとう」
家でお茶を淹れてくれたら「ありがとう」
掃除、洗濯、食事の支度は自動制御できたらいいけれども、
今のところ誰かがやってくれないとできないわけだから
「ありがとう」なのだ。

今までの当たり前がどんどん変化している現在、
ちょっとした「ありがとう」を見つけることを意識することが
善く生きるコツなのかもしれない。