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ブログ#17 20210724 東京オリパラ開会式の後思ったこと

昨晩、新型コロナウィルスにより1年延期された東京オリンピックの開会式が終わりました。
「直前まですったもんだがありましたが、素晴らしかった」みたいな感想が多いなか、
私は本当に心のモヤモヤが収まりません。

  
これほど日本人の人権に対する意識の低さを実感したことはなかったと思います。
ジョークでしたでは、済まされないことなんです。今回のオリパラにおいても、よりにもよって、
開会式の前日に表に出て、慌てて解任されるなんて。
チェックする人もグローバルスタンダードを分かっていないから、
こんなことになってしまうのでしょうね。
私が尊敬している白洲次郎や緒方貞子のような、世界でも尊敬される日本人は
いなくなったのでしょうか。
 

「多様性と調和」をテーマに、テニスプレイヤー大坂なおみ選手を最終聖火ランナーにしたり、
いろいろと工夫をしたりしていたけれども、どんなに表面を繕ってもイタイ感じがします。
サプライズなのかもしれないけど、85歳の長嶋さんを登場させることについて、
ご本人は快く了承されたのでしょうか。
(病気で倒れても「もっと野球が上手になりたい」と必死にリハビリをなさっていた
長嶋さんなので、依頼をしたときに前向きに受けられたのならいいけど、
実際はどうだったのか知りたいです)
 
  
森発言で話題になった女性差別についても、ジェンダーギャップ指数が
153か国中121位であり、(前回は149か国中110位だったので、下がっています)
すぐに改善するようにしなければならないのに…。
その後、丸川さんや橋本さんが採用されても、何か問題が起こったときの対応が
後手後手になってしまい、同じ女性として本当に悔しいけれど、リーダーとしての
スキルやマインドが足りないことが大っぴらになってしまったように感じました。
 
 
海外経験の長い友人が勤めている会社が外国人実習生を受け入れるということで、
彼は担当者になりました。実習生は生産ラインで働くそうですが、
あまりにも待遇が過酷であり、「これは人権問題なのではないか」と言って、
彼は苦しんでいるのも現実です。
 

「日本は国際感覚を常に更新していかなれば、まずい!」ということが
よく分かったオリパラ開会式までの流れでした。
 

代表選手やスタッフのためにもテレビで観戦して、応援したいのですが、
まだ心がザワザワして気持ちが整理できていません。