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ブログ#19 20211009 50代問題

若手管理者(30代くらいが中心)研修をしていると、社内で苦労しているのは
50代の人とのコミュニケーションだという意見をよく耳にする。

いわゆる、50代問題。
という私も50代。

・「こうするべき」が強い
・「ねばならない」をよく使う
・ゴール(定年)まで平和に過ごしたいというのが分かる
・「●●ではこうだ」という出羽守(でわのかみ)
いわゆる古いとか頑固とか(←厳しいが当たっている(笑))

確か、現在の50代前半くらいがバブル景気を経験した最後の世代になるのか?
50代の管理者が20代前半のころ、世の中は浮足立っていて、
「24時間働けますか」というキャッチフレーズのもと、睡眠時間を削って仕事も遊びもがんばってきた。
新入社員のときから30年間をかけて身に付いたことは、そうそう変えることはできない。

「たしかに私が組織のなかで働いていたら、煙たがられるだろうな。
(ここが実感できるところも辛い)でもさー …」と苦笑いをしながら考える。

鬼滅の刃の煉獄さんは、「永遠の力を手に入れるために鬼にならないか」と鬼に誘われたが、
「何度でも言おう 君と俺とでは価値基準が違う。俺は如何なる理由があろうとも鬼にはならない」と
断固として断わるところが潔かった。

しかし、会社はこうはいかない。むしろ価値観の違う人の集まりなので、お互いに相手に興味を持ち、
意見を聴き、合意(コンセンサス)をとっていかなければ、
すぐにギスギス疲弊した働きづらい職場になることは目に見えている。

静観してみると、頑固な人は50代だけでなく、若手リーダーの中にも頑固者はいるし、
ベテランだけど「古い」と思われない考えの人もいるのではないか。
年齢で判断することこそ、アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)であり、危険な考え方かもしれない。

50代問題について、同世代の経営者と「辛すぎる」と笑いつつ、語り合った金曜の午後だった。