ブログ&コラム

Blog&Column

ブログ#23 20211225 利休七則

「教養としての茶道/竹田理絵著」を読み終えました。


「利休七則」は千利休が残した茶の湯の七つの心得ですが、
生活やビジネスにおいても置き換えられるものだと思いました。
心に残ったところを忘れないように、メモメモ・・・

 

利休七則

茶は服のよきように点て
お抹茶は飲む人にとってちょうどよい加減になるように点てなさい。
→相手の状況や気持ちを汲み取り、誠心誠意をもってお抹茶を点てることは、
お茶の世界だけでなくビジネスにも実生活にも生かすことができる。
つまり、気配りの大切さを説いている。

炭は湯の沸くように置き
炭はお湯が沸くように置きましょう。
→お湯の準備だけに限らず、何事をするのも、事前の準備や要点を押さえてた
段取りをすることで成果がみえる。
つまり、準備の大切さを説いている。

花は野にあるように生け
無駄を取り除いた花で、野に咲く花を思わせるという、物事を本質を追求すること。
→花にも個性があり、命があるように、私たち一人ひとりにもそれぞれの個性がある。
人の目や周りの環境を意識して、見栄を張ったり、虚勢を張ったり、することもあるかもしれないが、
自然体でいることこそが一番美しい状態である。
つまり、自然体でいることの大切さを説いている。

夏は涼しく冬暖かに
これは言葉通りの意味で、心地よい空間を提供するという、相手を思いやる心を表す。
→季節の移ろいを感じながら四季折々に準じた五感でのおもてなし。
もてなしの時節の道具、季節の色や音、お菓子などの細やかな演出。
先人の智恵を感じて逆に心の贅沢を感じる。
つまり、相手のことを考えて、工夫をして創りだす心地のよさの重要性を説いている。

刻限は早めに
亭主は余裕をもって準備することで丁寧なおもてなしをすることができるし、お客様もゆとりをもっていくことで
細やかな心尽くしに気がつき感謝の気持ちが湧くこと。
→時間に余裕がなかったり、気持ちにゆとりがなかったりする時は、目の前のことや自分自身のことだけで手いっぱいになり、周りの人を思いやることができなくなる。
つまり、自分の中の時計を常に少し進めて設定することで、心に余裕が生まれ、周囲を思いやり、
すべてにおいてよいスタートをきることができることを説いている。

降らずとも傘の用意
不測の事態に備え、お客様をお迎えする時には雨が降っていなくても傘を用意して、
お客様に余計な心配をさせないようにしなさいという利休の教え。
→どんな時でも臨機応変に対応できるように、お客様のために万全の備えをする。
備えあれば憂いなし。
つまり、不慮の事態に備えなさいと説いている。

相客に心せよ
同席したお客様に気配りをしよう。
一方的に亭主だけが気を配ればよいというわけではなく、おもてなしを受けるお客様も共に、
相客に配慮したり他者を思いやったりする気持ちが大切である。
つまり、人と人との思いやりや気遣いが何より大切だと説いている。

本当に基本的なことですが、分かっているだけではなくできているのか、
自分を振り返るきっかけになりました。